静脈内鎮静法で虫歯治療体験〈保険適用〉

静脈内鎮静法で虫歯治療体験〈保険適用〉

小さいころから今の今まで歯医者が大の苦手で、歯医者に行くのは痛みが我慢できなくなった時という、負のスパイラル状態でした。

前回歯医者に行ったのは10年以上前でしょうか。その時は知り合いの歯医者にとてもとても気を使ってもらいながら治療をした記憶があります。

そんな私でしたが、寝ている間に治療が終わる「静脈内鎮静法」という、画期的な素晴らしい治療法を知ったため、今回は痛みがひどくなる前にこの方法で治療してもらう事にしましたので、その体験をまとめたいと思います。

静脈内鎮静法とは

静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)とは点滴注射などから静脈麻酔剤、向精神薬、鎮痛剤等を注射して、治療の恐怖感や治療時の器具による吐き気等を防止する歯科治療の補助手段。
薬剤の効果で半分寝ている状態なので、処置の過程をほとんど記憶していないことが多い。

出典:Wikipedia

という事で、意識がほとんどなく、寝ている間に終わるなら、こんな楽な治療を選ばない手はありません。

歯医者って怖い…

そもそも何が苦手かですが、口の中に異物を入れられるだけで我慢できません(いわゆる嘔吐反射)。

ビニールを咥えてレントゲンを撮ったりするのですが、それだけでもえづきながらする始末でした。更に、虫歯を削る際や銀歯をかぶせる前に乾かすために風を当てられるときや、麻酔が十分に効いていなかったときの鋭い痛みは、他のどの痛み以上に苦手でした。

この痛みがいつ来るのかと身構えてしまうため、治療中は体が硬直し終わる事には筋肉痛になるほど、力を込めていました。

対応してくれる歯医者を探す

ここ最近、冷たい水でうがいをすると上の歯がしみてしまうため、今回こそひどくなる前に歯医者へ行くことを決意しました。

まずは、静脈内鎮静法で対応してくれる歯医者を探します。Google検索で「静脈内鎮静法 虫歯」とか「静脈内鎮静法 保険」などとググってみます。

色々ヒットするのですが、静脈内鎮静法をやるなら自費治療(3万円とか)としているところが多いなか、うれしい事に私の住む近くに保険で対応している歯医者を発見。
つくばエクスプレス線沿い三郷中央駅から徒歩5分程度に位置する「デンタルクリニックファミリー」という歯医者でした。こちらの歯医者のWebサイトに静脈内鎮静法の説明もありますので、詳細はこちらで確認してみてください。

診察までの流れ

まずは電話予約。実際の治療前に一度口の中をチェックが必要とのことで訪問。初回はレントゲンと虫歯のチェックが中心でした。もちろんレントゲンでも、軽く口を開けて器具が入っただけでえずきます。

歯の状態を確認したところ、虫歯ではなく知覚過敏による痛みと、以前治療した被せものの状態が悪くなっているとのことで、この治療をする事にしました。

回数としては、一度被せものを外して治療して歯型を取って1回新たに作った被せものを被せる1回と、計2回の治療・通院になります。

1回目の治療当日

静脈内鎮静法での治療の場合、診察の8時間前までに食事を終わらせます。通常の健康診断と同じです。2時間前まで水・コーヒーなどはOKでした。
さて、この後は実際の診察の流れです。

受付で名前を呼ばれドキドキしながら診察室に入ります。

普通の診察台に寝て待ちます。治療内容の話をします。今回は、悪くなっている銀歯を付け替えるため外して治療して型を取ることと、下の歯のクリーニングになります。

腕や胸などに心拍数をチェックする機械をつけてしばし待ちます。

腕に点滴をされます。

先生が来て点滴内に何かの薬剤を入れています。

ふと目覚めたら、家のソファーでした。。。

なんと時計を見ると6時間ぐらい過ぎてました。

意識がなくなる寸前までは普通に覚えているのですがその先は一切の記憶がありません。

多分、治療完了後に起こされて、治療の説明をされて、待合室に戻って、お金を払って、電車に乗って家に帰る、という行動をしたはずですが、すべてを思い出すことが出来ませんでした。また、その間にメールやlineも送信していたのですが、全く記憶がありません。
ただ、財布の中のお金は減っていますし、領収書ももらってますし、次回の予約も取ってますので、普通に対応していたのではないかと。。

とにかく、こんな体験は初めてでしたので、驚きが大きかったです。もちろん治療は記憶がないのでなんの苦痛もありませんでした。

2回目の治療当日

診察前に先生に全然記憶がない話をしたら、「皆さんそう言います」と言っていたので、かなりの健忘効果なのでしょう。なんとなく今回は忘れないようにするため、帰宅後に寝ないように頑張ろうと思いながら診察を待ちます。

もちろん今回も静脈内鎮静法による治療になります。診察の流れは1回目と全く同じです。

診察台に寝ながら今回の治療内容の話をしました。今回は前回型どった銀歯を付ける治療と、上の歯のクリーニングになります。

前回同様、点滴の中に薬剤を入れます。

気づいたら家のソファでした。。。

またしても、家で寝てしまったようで、その間のことをほとんど覚えていません。

ただ、今回は家に帰ってからご飯を食べたり、お風呂に入ったり、寝ないようにしていたようで、何となくその記憶はありました。とにかく、治療の事は一切覚えていないので、知らないうちに、全ての治療が終わっていました。

かかった費用

保険が適用されるので、そこまで高くなかったです(3割負担)。

1度目の治療は4,800円。

2回目の治療は5,700円。

このうち、静脈内鎮静法120点、点滴31点でした。

まとめ

歯医者に行く時には、痛いとか怖いとか、できるだけ先延ばしにしてしまう事があるかと思います。そんな歯医者が苦手な方には、静脈内鎮静法は良いと思います。

とにかく記憶が無いので、治療中に何をしたのかも覚えていないですし、気持ち悪さも痛みも一切感じません。我慢とか考えることなく、リラックスして治療を受けることが出来ますので、嘔吐反射が強い方や恐怖心のある方には、是非おすすめしたい治療法です。